こんにちは、今年の5月からSuiJohでインターンをしている河合俊尚(とし)です。
ちなみに12月までプノンペンの本店にいる予定なので、気軽にお声掛けください。
満を持して、SuiJohブログ登場です!笑
今回はインターンという立場でSuiJohに関わっている私だからこそ感じる、
売り手と買い手の関係では見えない「SuiJohのよさ」を紹介したいと思います。
私が思うSuiJohのよさはズバリ、
ソーシャルグッドな面を表に出さずに、あくまでモノのよさで勝負をしていること
です。
これがどういうことか、ソーシャルグッドな一面とはなんなのかをこの記事で書いていきたいと思います。
SuiJohってソーシャルビジネスをやってるんだっけ?
まずみなさんに質問です。
Q:SuiJohはソーシャルビジネスをしてるアパレルブランドですか?
これは実際に私が店舗でお客様から聞かれたことなのですが、私が思う答えはNOです。
それは、ソーシャルビジネスは特定の社会課題の解決へのアプローチをサステイナブルに行うために作られるビジネスモデルであって、言い換えれば、ある社会課題を明確にして(売りにして)実施されるビジネスだからです。SuiJohは社会課題の解決を目指したブランドではないという意味では、ソーシャルビジネスとはちょっと違うと思います。
しかし、「ソーシャルグッド」という言葉ならしっくりきます。
その名の通り、私から見てSuiJohは社会的にいいことをしているブランドです。
SuiJohの何がソーシャルグッド?
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クロマー(伝統)産業の発展にアプローチ
みなさんは「クロマー」をご存じですか?
※これはSuiJohがオリジナルで作っている虹色クロマーです。
クロマーは、カンボジア人に昔から親しまれている万能布のことです。
時には雑巾として使い、時には首に巻き付けておしゃれアイテムとして使います。
そして、これはあまり知られていないことですが、、、
SuiJohはこのクロマーをほぼすべての商品の裏地に取り入れています。
これはSuiJohの商品が多少なりとクロマーの可能性を広げ、クロマー(伝統)産業の発展に貢献していると言えます。
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SuiJohを通じたダイバーシティの形成
SuiJohのスタッフさんの中にはイスラムの方や、精神的な病を抱えている方、さらには妊婦さんもいます。
そして提携先のローカルテーラーにまで目をやると、実は耳が聞こえないスタッフさんもいます。
さらに狭い店舗の中を見渡せば、そういったスタッフさんに加えて、私のようなインターン生、さらには世界中のさまざまな国からお越しのお客様がいます。
バックグラウンドは違っても、さまざまな人たちがSuiJohのモノを通じて関わりあっている。
ソーシャルグッドとは少し違う話なのかもしれませんが、私はこのSuiJohに関わる人の多様性(ダイバーシティ)はとても素晴らしいと思っています。
この2つは消費者としては見えずらい部分であり、私が思うSuiJohのソーシャルグッドな部分です。
結論:私が思うSuiJohのいいところ
しかし、この記事を通して私がみなさんに伝えたいSuiJohのよさは、初めに書いた通り、
SuiJohは先述のようなソーシャルグッドな一面を表に出さずに、
あくまでモノの質で勝負なことです。
これには代表の浅野さんの創業当時からの想いが関係していると思っています。
私たちが観光客としてカンボジアに訪れ、現地のマーケットでお買い物をしたら、ほとんどの場合こう感じるでしょう。
なんでもめっちゃ安い!でも、品質も値段相応だな・・・
浅野さんは一番初めに、カンボジアに根づいたこういった「安かろう悪かろう」のイメージの刷新をしたい!と私に話してくれました。それはカンボジアがカンボジア人として、強いてはカンボジアのよりよい未来を考えてのことだと話してくれました。
私はこの浅野さんの想いにとても共感していますし、まさに今のカンボジアで求められている考え方だと思います。
だからこそ、ソーシャルグッドなことをやってるからSuiJohのモノを買って欲しい!なんてことは言いません。
まずは実際にSuiJohのモノを見て、触れて、そしてカンボジアで作られたモノだとか関係なく、あなたの日常を彩るひとつのモノとして気に入るかを考えていただきたいです。
その上でSuiJohのモノを選んでいただけたら嬉しいなと思います!
以上、インターン生の私から見たSuiJoh① -SuiJohのよさー でした!
こんな感じで、これから不定期でブログを更新していくのでよろしくお願いします。
今後の記事では、
ぶっちゃけSuiJohのインターンって何してるの?
というテーマも書くつもりです。
では、また!!