スースダイ、浅野です。
カンボジアプノンペンの中心地には、メンズもレディースも洋服を売る店がとにかくたくさんあります。
毎週のようにお店が増えていっているイメージです。
中でも流行っているのが、H○MやZ○RAといったファストファッションブランドなどの服を大量に売ってるお店「ZANDO」。
プノンペン市内に7店舗!拡大中なんです。
シェムリアップにも1店舗。
メンズ、レディース、キッズ、カバンやアクセサリー類など、ファッション関係のものが手に入るアウトレットショップ?です。
中にはSuperdryやadidas、ケート スペード、コーチのバッグなども!
中を散策すると、初めて聞くブランドや日本でもよく知られているファストファッションブランドのタグがついた洋服が。
トップスなら1着大体10ドル以下、ジーンズでも20ドル以下で買うことができます。
日本人や外国人にはお得感が感じられるので大量に買う人も多くみられました。
が、注意が必要なのが100%正規品とは言い切れなさそうなアイテムもちらほらあることです。
明らかにポリエステルのシャカシャカパーカーなのに、コットン100%と品質表示タグ記載されていたり。ブランドの刺繍が超雑だったり。
検品で弾かれたと思われるB級品と思われるものだったり、ブランド名を隠すため?にタグが切られていたりしますが、お宝探しを楽しむ感覚です、お買い物を楽しめるかもです。
カンボジアだけに、メイド イン カンボジアのアイテムばかりかと思えばそういうわけではなく、メイドインチャイナ、マレーシアやバングラデッシュなどの方が圧倒的に多く、流通の詳細は謎に包まれています。
そんなアウトレットのお店、ZANDOですが、つい先日ある団体さんと一緒にカンボジアのブランド意識調査をしたのですが、ZANDOをショップとしてではなくブランドとして認知している層も比較的多く、カンボジアでのブランド認知を図ろうとするSuiJohにとっては戦略をもっと考えて行かなければ、と思った次第です。
(一部の商品はZANDOブランドにタグが付け直されて販売されているので、あながちブランドとしても間違いではない!?)
海外でも流行ってるような服を手頃な価格で着てみたい!ローカルの市場ではなく、スタイリッシュなお店で買い物したい!
というカンボジア人の需要にぴったりマッチするらしく、いつでもレジには行列ができています!
週末は店内は人でごった返すほど。。。(羨ましい)
このような大量生産の商品を老若男女がこぞって買っているのですが、やはり流行り物感覚で買っているようで、聞くと数回着たら新しいのを買ったり、人とかぶるので着なくなったり、すぐに飽きてしまう人もいるようです。。。これもプノンペンは購買意欲が増して来ている証拠なのでしょうか。
このようなお店が流行るプノンペンのファッションシーンの今の一コマではあります!
僕もジーパンを買いました!
店内に溢れかえっている服たちを見ていると、やっぱり今のこの世の中、モノで溢れかえっているなぁ~と言うことです。
モノを作る僕らとしても、有限であるこの地球。有限である資源。有限である消費。
それらを尊重できるモノづくりをもっとメンバーと共に考えていければと思いました。
(余談となりますが先日、やせ細ったクジラの死体がうちあげられ、胃の中を調査したら数十キロに及ぶプラスチックゴミが出てきたとの番組を見ました。僕らも加担している可能性は十二分にあるのではとも思った次第です)
SuiJohは大量生産にはない少数精鋭な商品を生み出し、顔が見える世界に一つだけのものを身につけ、日常に小さなハッピーインパクトを与えられる。そんな存在を追い求めていきたいです。
そして先日のブログにも買いたように、Made in Cambodiaにも重きを置いてくれるようなカンボジア人がもっっっっっと増えて、一緒にカンボジア産を盛り上げていけたらいいな。
そんな未来がきたらいいな。