スースダイ、浅野です。

安定のロックダウン延長が発表されました。

そして住むエリア毎にイエローゾーン、オレンジゾーン、レッドゾーンと区分けなれ、それぞれの活動範囲が制限されることになりました。(イエローが一番緩く、レッドが厳格)
ゾーンがわかるマップです。

僕の家はまさかのオレンジで原則“現在の居住地からの移動・外出は禁止される”です。
※詳細につきましては、カンボジアの日本人会ホームページ  をご参考にして下さい。

さて明日以降、実際どのように運用されていくのか要チェックです。

 

この2週間、4月19日にレッドゾーンが制定されはしたものの、本来は居住区をまたぐ移動の禁止が行われており、散歩はダメ、買い物も週に3回までなど規制が言われていました。
実際に車やバイクは許可証が必要になり、あらゆる場所で許可証チェックの検問が開始され、当初は大きな混乱も見られたものの、交通量は本当に目に見えて減っていきました。

人の出歩いている人数も減ってはいましたが、夕方になると近くの若者たちが路上でサッカーしたり、家族でバドミントンしたりと、まるで日常を取り戻したかもようにその感じられる時間帯もありました。

がしかし、だしぬけに軍警察の車が家の中に入りなさい、そんなアナウンスをしながら徐行運転しながら、居住区を回ったりしており、一瞬で日常は非日常へと逆戻り。

当初はロックダウンと言う響きに、もっっっっっと厳格な日常を想像していたのですが、実際はソフトなロックダウンと言うのが個人的な印象です。
近くのコンビニまで歩いて行く際に警察とすれ違っても何も言われなかったですし、大通りを隔てた居住区域外となる大きなスーパーマーケットに食材を買い出しに出かけた際も、何も問題なしでした。

またプノンペンの中心と言っても良いと思うのですが、バンケンコンエリア内は外国人が多いせかい、もう少し自由度が高いのかジョギングやサイクリングをしている人もいたとか。

プノンペンの市内はこのロックダウンのせいで一見緩やかに、穏やかに時間が流れて行っているように見受けられました。

が、その一方で困窮を極めていく人たちも増えてきていたのも事実だと思います。

ローカルマーケットの閉鎖が始まり、市民の食材購入が難しい状況になり、値段も高騰。弊メンバーがいつもの1.5倍ちかくした、と嘆いていました。
よって、一部の食材調達を諦め、本当はスープに5種類の野菜を入れるつもりが、2種類にへらしたと。

またKHMER TIMESによると、レッドゾーンの居住者は外出禁止により現金収入が絶たれ、食糧が買えず近隣にサバ缶を一つ恵んで欲しい、などと困窮する人たちも出てきているそうです。

食糧の供給も行われてはいるものの、まだ行き届いていないエリア、家族も多く、またその受け渡し方法もいろいろな意見がカンボジア人からも出てきてます。
”密を避けなければいけないのに、何故炎天下の中集まり、お偉いさんのスピーチまで聞く必要があるのか”と。そのスピーチ中に失神してしまう事件もありました。

また3面記事的なニュースとしては、200部屋ある集合住宅の出入り口を大家さんが施錠し、実質的な閉じ込め状態に。
そしてなんと、大家さんが相場の倍の値段で食べ物等をその住人に販売を開始。
その状況を警察に相談した結果、この事件が発覚、なんてこともありました。

さてさて、4月29日から僕の住居はオレンジゾーンですが、SuiJoh本店工房はイエローゾーン。
一部メンバーが出勤可能の見込みなのですが、果たして無事に出勤できるのか!

まだまだソワソワが続くプノンペンです。

頑張ろうプノンペン!!!
頑張ろうカンボジア!!!
頑張ろう世界!!!

お時間許せば、オンラインショップにも遊びにきてくださーい!