こんにちは!
Sui-Johインターン生の中野朝加(あさか)です。
先日、シェムリアップのパブストリートにあるSui-Johの店舗に立たせていただいていました。
シェムリアップのSui-Johメンバーと過ごした時間は短かったものの、新たなSui-Johの一面に出会うことが出来ました。
シェムリアップまでの道中
プノンペンからシェムリアップまでの道中、建物や車などの人工物にとって代わり、赤土と木々が映える青空が広がっていきます。
普段は背景でしかなかった空が、何時間も目を惹きつけられるような景色であることに気が付きます。
何もなくてようやく青空に気が付くほどに、普段は何にそこまで意識を取られていたのだろうと考えたところで、これといった答えが湧いてこない妙な空虚感がありました。
長く揺れ動くバンでやがてスマートフォンの充電はなくなり、何も出来ずにただ時間の流れの中で考えつくことを淡々と並べたてているだけの感覚を抱くのは、一体いつぶりのことだったろうと思います。
シェムリアップのSui-Joh
シェムリアップのパブストリート、少し奥まった一角にSui-Johは位置します。
想いは同じSui-Johであっても、土地やお客さんが変わればお店の存在感も異なって見えます。
シェムリアップのSui-Johはプノンペンに比べ観光で来られる方が多く、その分国籍も多岐に渡ります。
Sui-Johのことは知らずにふらりと立ち寄ってくださる方も多い分、いかにしてSui-Johとしての想いを会話に織り交ぜながら伝えられるか、居心地の良い時間を創り出せるかを考えます。
ふらりと立ち寄り本音を出せるような落ち着く場でSui-Johにはあってほしいという想いを、浅野さんや額田さんをはじめスタッフ皆が抱いていることが、お金では創出できない空間が生まれる由縁だと改めて実感しました。
人間らしさ
印象的だったのは、ここのスタッフは人間らしさが一番の魅力であるという額田さんの言葉です。
素直で思いやりがあり、感情を伝え合うことを恐れません。人との関わりを損得という基準では測っていないことが肌感覚で感じ取れるため、心の内を見せることに抵抗は生まれませんでした。
彼女達の素な心で臆することなく人と接している姿から、目の奥には光を感じ、言葉には力が宿って感じられました。
そのような姿を見ていて、様々な装飾や鎧をまといすぎた思考の糸がほどけていくような感覚を抱きました。
Sui-Johを通じて構築されていく人との繋がりや安心感がゆっくりと波及していくことを切に願いながら、今後もインターンに取り組ませていただきます。