スースダイ、プノンペンより浅野です。
遡ること2021年12月。
彼、Y君は1ヶ月ちょっと、プノンペンと言う初めての土地で、初めてのインターンシップ、しかも海外!
今は日本に帰国し、きっと好きなレコードを聴きながら、白湯が入った湯呑みを両手で包む様に、そして温もりを感じる様に、飲みながら、おばあちゃんと思い出話でもしているのかな。
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はじめまして、森本と申します。
この約1ヶ月を振り返し、ここに記させて頂きます。
海外インターンシップに至るまで。
「海外でインターンシップの経験を積みたい!」そう思うようになったのは、1年生の夏に大学主催の東南アジア研修に参加したことがきっかけでした。
日系企業のオフィスや生産拠点を訪問し、現場の第一線で活躍するOBの姿を目にしたその時、自分が将来進むべき方向性が決まりました。
それ以来、大学在学中に海外で経験を積む、こんなことを目標にしながら、勉学に励んできました。そんな最中、新型コロナウイルスが猛威を振るい、当初立てていた海外渡航の計画が一気に狂ったのでした。
・なぜカンボジアへ?
次の3つの点を踏まえ、カンボジアでインターンシップをすることに決めました。
1.東南アジア諸国に関心を持っている点
2.未訪問の国である
3.新型コロナウイルスの感染者数が比較的抑制されていたこと
これらを全て満たせるのは、ここしかない!カンボジアとはそんな運命的な出会いをしました。
そして、インターンシップ先を探していく中でSuiJohを発見し、浅野さんに直接、受け入れのお願いをしました。
快く受け入れ、迎えて下さった浅野さん、スタッフの皆さんには本当に感謝しかありません。
・現地だからこそ
新型コロナウイルスの感染が完全に終息しきっていなかったことから、オンラインでの海外インターンシップも検討していました。
必要な費用や手続きの容易さを考えると、とても魅力的です。
ですが、現地でのインターンシップを終えた今、どうにかして海外へ渡航しようと苦労した経験も含めて、カンボジアへ行くことが出来て本当に良かったと言えます。
カンボジアで初めて経験したもの、慣れない環境、食事などを通して、それまで抱いていたイメージとは全く異なる事実が町中の至る所にあるということ、そして無意識の思い込みは怖いものだと実感しました。
その分、体調不良や交通事故など、さらには新型コロナも含めて、起こりうるあらゆるトラブルに備える必要がありました。
皆さんのアドバイスのおかげで、滞在中に一切の体調不良を起こすこと無く、インターンシップを終えることが出来ました。
もし誰も教えてくれなかったら、財布を盗まれたり、食あたりなどのトラブルに見舞われていたかもしれません。
・怒涛の4週連続イベントを乗り越えて
どうしたら商品を手に取ってもらえるのか?
少しでも多くのお客様にSuiJohを認知してもらうには?
毎回のイベントでは挑戦と上手くいかないことの連続でした。
多国籍のお客様に対しての販売の面白さ、難しさをひしひしと体感する日々でした。
それだけではなく、本当に自分は何ができるのか?
将来はどこでどう働きたいのか? そんなことを考える機会もありました。
日本とは異なる環境に身を置くことで得られた、新たな視点から自分自身を見つめることが出来ました。それに加え、いつも見守って下さった浅野さんからは、今まで知ることが無かった、経営者のリアルな部分について知り得ることが出来ました。
自分自身について改めて自問自答することが出来たことも含め、決してオンラインでは体験することが出来ない、充実した海外インターンシップとなりました。
※人生で初めてのモノづくりの裏側へ。ようこそ、現場へ!笑
そして人生初めてのタピオカドリンク。青島ビール。そしてカエル!
・むすび
浅野さんをはじめ、スタッフの皆さんにはあらゆる場面で本当にお世話になりました。
インターンシップ内外でここまで充実した毎日を送ることが出来るとは、正直思ってもいませんでした。
これから毎日には嬉しいことばかりではなく、苦くて渋い青バナナのような?困難も私には待ち構えているでしょう。
それも乗り越え、酸いも甘いも嚙分けた人になって、この御恩を皆さんにお返し出来るよう、残りの学生生活とこれからを歩んでいきます。
今の思いや覚悟をずっと忘れず、またお会い出来るのを楽しみにしています!
---ここまで---
インターンを終え、2022年1月1日
SuiJohの皆でお寺参りして、畦道あるきながら見たあの夕陽の美しさ。
今後のY君の人生のどこかでその光景が、鼓舞しエールとなれることをいつだって願っています。
ばいばい、またね。