こんにちは!
Sui-Johインターン生の中野朝加(あさか)です。

 

浅野さんの講演をきっかけに

私がSui-Johへインターンに来た理由ともなった、浅野さんの講演は私自身の人生のターニングポイントとなりました。

言い訳ばかりしている間に人生が終わるという浅野さんの言葉をきっかけに、当時大学三年生の私は休学を選択し、責任をもって自らの人生を転換させていく決意がようやく出来ました。

 

浅野さんは等身大の自分を見つめる時間を創り出してくれます。

他人との比較や、こうしなければならないといった型にはめることなく、一人一人のあり方に焦点をあて様々な経験を提供してくれました。

語りきれないほど多くの挑戦と失敗を経験しているからこそ、浅野さんの言葉には妙なほど説得力があります。
小さな失敗を避けようとすることばかりに意識を囚われると、人生自体に納得がいかずに終わることに成りかねないと感じました。

 

“いつか”とはいつなのか

私自身は将来、児童買春の課題に関わっていきたいと思っています。今は就職活動を目前に控え、社会人になったらいつか動くだろうという安易な想像をしていました。

そんな話をした時に、社会に出ていつか…と言って実際に動く人が如何に少数か、年を重ねるごとに他に大切にするものができたと、言い訳が容易になっていく現実を知りました。

行動できなかった時には自分の人生を感動的に語り、諦めることを容認出来てしまうと知り“いつか”という言葉に甘えている自分に気が付きました。

想像よりはるかに短い人生の時間をいかにして使うか、何度でも問いただし続けることでしか目の前の霞を取り払う方法はないのかもしれません。

 

学生の休学がもつ効力
学生の休学は帰属する場があり挑戦する際の安定剤になるという言葉通り、実際に休学という特権が持つ効力の大きさを実感しました。

失敗と表裏一体ともなる挑戦には、正直情熱だけでは払拭しきれない不安がつきまとい、それを現実的に治めてくれる唯一無二の強い味方となりました。

休学をして海外に出る一年間というのは、構築してきた多くのコミュニティから一度退く孤独感もあるからこそ、これまで見ることの出来なかった景色が目の奥に広がります。

 

 

浅野さんの姿

浅野さんの姿を見ていて心が震わされるのは、時間の軸が今に、見つめる相手が目の前の人であることです。

そこに向ける真っすぐな眼差しは、容易に模倣できるものではないと感じます。

目の前の相手に眼差しを真っすぐ向けるというのは、言葉で表すよりずっと難しいことのように思います。

雑念や損得勘定、プライドや固定概念など様々な思惑が知らぬうちに心に歪を生みます。

自分の中に出来上がった間違った物差しで、他人のみならず時として自分自身をも測っていることに気が付くことが出来ました。

 

ここでの経験を皮切りに、どんな事象や人との出会いにも必ず意味があると根拠をもって
伝えられる大人になっていけたらと思います。

浅野さんはじめSui-Johメンバーからは、Sui-Johでインターンをしたいと言った時に快く受け入れて下さったり、様々な場面で背中を押して下さったりと、感謝しきれないほどの恩を受けました。

 

刻石流水とばかりに、受けた恩はしっかりと石に刻みその人のみならず多くの人へ施せるよう、自分が施したことはその瞬間に忘れる、そのような生き方をしていけたらと思います。