スースダイ!カンタです。
1ヶ月間の長いようで短かったインターンももうすぐ終わり、日本に帰国する時間が刻々と迫ってきていますしょぼん
インターン中のブログも今回で最後となります。
そこで、これまでの振り返りとカンボジアという国で感じたことを書きつづりたいと思います。
私とカンボジアとの出会いは昨年のちょうど今頃でした。
大学のスタディーツアーでカンボジアを訪れ、日本とは違った雰囲気や文化を肌で感じ、私の抱いていたカンボジアに対する考えが180度変わりました。
やはり自分の中に、発展途上国というだけで漠然と「貧困」や「治安が悪い」などという言葉がどうしても浮かんでしまっていたからです。
しかし、実際にプノンペンやシェムリアップに訪れると、街は車やバイクが行き交い、まるで日本と変わらないじゃないか。
また、人がフレンドリーで、会ったこともない自分に気軽に話しかけたり、よく笑ったり、道に迷っていたら助け合ったり。
日本にはないものがここにはたくさんあるなと感じました。
初めての1週間の滞在でカンボジアという国が大好きになりました。
その一方で、ポルポト時代の内戦のことや、都市部と郊外の貧富の差など、カンボジアの光と影も同時に知り、この国を通してもっと学び、何かに活かしていきたい。
そう思った私は大学の平和学のゼミを履修し、縁があって今回のインターンをすることになりました。
数あるインターン受け入れ先の中で、Sui-Johをなぜ選んだのかというと、それは単純にカルチャーや服が好きだったから。
そして将来、日本と海外の文化を繋げることができるようなことをしたいので、カンボジアの今の文化に接したいと思い、決めました。
Sui-Johではプノンペンで工房や仕入れ先を見学し、たくさんの人や過程を通してでお店にある商品が作られていることや、商品に対する想いを学び、
シェムリアップでその商品たちを実際に店舗販売、国籍が様々な観光客にSui-Johの良さを知ってもらえるように、プノンペンで見たものを活かしながら接客などを行いました。
Sui-Johは「世界に通用するハンドメイドインカンボジアのブランドを作る」のがコンセプトで、私もその考えに賛同しながら日々仕事をさせていただきました。
そこで気づいたことは、カンボジアに今必要なことは、「伝える」ことなのではないかなと感じるようになりました。
Sui-Johの商品のいいところは、一つ一つハンドメイドで作っていて一点ものだということだが、訪れてくれた人にそれを伝えなければ、本当の商品の良さは伝わらない。
そしてメイドインカンボジアでもハイクオリティなものは作れるんだということを伝えることもできない。
Sui-Johのことだけでなく、カンボジアの独特だけど美味しい食文化であったり、暖かくてやさしい人たちのことであったり。
それらを人に伝えることは、カンボジアに対する固定概念を変え、カンボジアの素晴らしさを伝えることにもつながります。
カンボジアを訪れた人々が他の人に伝え、まさに「水上」の水の輪のように、広がっていければいいなと、私はそう思うようになりました。
これからの生活で、Sui-Johで、カンボジアで学ばせてもらったことをたくさんの人に伝え、もっとカンボジアという国に興味を抱いてほしいと考えています。
また、カンボジアだけでなく、もっと様々な国を巡り、自分の目標である日本の文化を伝えることもしていきたいと思います。ファッションや音楽など、文化は国の良さを伝える最高のツールでもあり、国を作り上げているものでもあります。
そして文化は国境を簡単に超えることができると思っています。その仲介役できればいいなと私は考えています。
この1か月は本当に密度が濃く、人とのコミュニティも広がり、とてもとても充実した滞在になりました。
お世話になった浅野さん、額田さん、スタッフの方、他にもたくさんの方への恩返しの意味も込めて、今回学んだことを今後の生活に活かしていきたいと思います!
オークンチュラン!!

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