スースダイ、アサノです。
これも一つの今のカンボジアの現実。
この感情の逃がし場所が見当たりません。
僕にもっと権力やお金があったのなら、助けられた命なのだろうか。
あるいは、彼女が日本や他の先進国で生まれていたら、助かった命かもしれません。
いろいろな後悔と、行き場のない怒りが交差します。
昨夜、僕の尊敬する先輩が営むネイルサロンのマネージャーの
カンボジア人女性が息を引き取りました。
(おそらく)腎臓が絶望的に悪い状況だったと思われます。
僕がそのネイルサロンに行くと、
いつも「ミスタ~~~!」と向日葵みたく鮮やかな笑顔で迎えてくれた彼女。
きっと彼女はこの約4ヶ月、
とてもとても辛かったのだろう。
生きる希望と、死の影に怯えた、
顔もむくみ、足は本来の2倍くらいにむくみ、
声もいつもの元気はつらつな声とは程遠い。
カンボジアの病院、ベトナムの病院に行ってもしっかりとした病名すらわからず、
カンボジアの最高峰?的な病院ロイヤルプノンペンに行き、
検査代約400ドルで、入院費が一泊4000ドル越えの料金を支払ったにも関わらず、
患者が分かるような説明はなく、結局入院費がこれ以上は払えないから、
ローカル病院に移り。。。
貧困ビジネス。
なんなんだよ、いったい。
弱者から強者は知識不足だとかを逆手にとって
少ない資産を吸い上げる。