スースダイ、アサノです。
彼女が故郷のコンポンチャムに戻った日の夕方、
電話がありました。
親類一同、皆で寄ってたかって責められ、罵られ、
もう耐えられない、おかしくなりそうだ、と。
こんな状況であれば、私は結婚を受け入れた方が良いのかもしれない。
親族と明日、改めて話し合いを持つ、と。
もう何も言葉が見つかりません。
こんな気持ちは本当に久しぶりすぎて、想いの正体が不明なほど。。。
一時的な苦痛からの解放の為に、人生を捧げれるのだろうか。。。
昨日の会話も、決意も、何だったのだろう……
もうただただ無力感と、無意味さ、理不尽さ、それらが襲いかかってきます。
ただ彼女の立場に立てば、そう思ってしまうのも無理はないな、とも思えます。
そして、結局はそこまでの決意、覚悟だったのかもしれない。
帰郷前に、彼女は僕に元気良く「新しいスタッフはもう探さなくてよいから!」と
言い残していきました。
だけど、その言葉は、もうかき消されそうで、虫の音です。
でも、まだどこかに救いを求めてしまっている自分もいる。
もっとドライに、もっとビジネスライクに考えれる事ができれば、、、
でも、それを求めてカンボジアに来たワケではないし、
だから、僕はこの現実を受け止めるしかない。