こんばんは。アサノです。
今、僕が眺める窓の外では、暗雲が立ち籠め、
遠くで雷の音が聞こえます。
そして正直な話、僕の気持ちを反映しているようにも思うのです。
僕はこのSui-Johを正式に立ち上げ、
カンボジアの良さを、ファッションと言う日常との繋がりの深いツールを使い、
伝えて行きたいのです。
みんなの日常に一瞬のキラメキが生まれたら、
最高だろうなって思います。
そして、その為にはカンボジア人と共に良いシャツを作り、
「カンボジアだからねぇ。これくらいしょうがない」
なんて言わせない品質のシャツを目指しているのです。
それが将来、カンボジアが消費される側としての国から、
自立した国へと変わる雀の涙ほどかもしれないけれど、
小さな種になるんじゃないのかな、って思います。
ただ、現実を目の当たりにすると、苦境の連続です。。。
一言で言えば、”雑” と表現できるのだけれど、
このたった一言の”雑”が僕の頭の中を駆け巡ってます。
$Sui-Joh ~ カンボジア発のシャツブランド ~-サンプル
※赤のステッチなので、如実に雑さが現れました。
今まで一緒にシャツを仕上げてきたカンボジア人がいるのですが、
カンボジア人の性格上、あまりキツく言うと、
拗ねてふらっと出て行って数時間帰ってこないこともあります。
そう言う所に気を使いながら、
しかし僕は心の中で何度も
「なんで同じミスがまた起こるの。チェックしてないの?
 以前の会話は何だったの?!その場しのぎか!?」
って吠えたくなるけれど、
でもそうとも言えず
「ここ仕上がり、良いじゃん。でもここまた出来てないよね。直してね」
とヨイショをしている自分がいます。
もちろん、これらの問題の根源は彼らにだけあるのではなくて、
僕の知識不足やクメール語の至らなさが多々あると思います。
なので、僕もそれらを補う努力を今後はより一層、続けて行きます。
ローマは一日にして成らず、とは言うけれど、
はたして光明を見いだす事ができるのかな。。。
こりゃあ、精神力との戦いかもしれません(苦笑)
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