スースダイ、アサノです。
夜風が涼しいです。その夜風のお陰で、昼間にヒートアップした頭も冷えてきます。
やはり、僕らの普通と、カンボジア人の普通は、その隔たりを詰めようとしたところで、そう簡単に詰まるものではなくて、生まれたあの日から積み重ねられた蓄積が、ベルリンの壁のごとく存在し、お互いのすれ違いを生むきっかけになるのだな、って思います。
常識が違うのだから、と言えばそれまでですが。
例えば僕らは納豆を食べるし、カンボジア人はコオロギを食べる。
例えば僕らはワイシャツの襟が破れたら捨てますが、カンボジア人は着ている人が多くいます。
例えば僕らは歩く許容範囲内の距離であっても、カンボジア人はバイクで出かけたりします。
僕の考える”許容範囲”と、彼らの”許容範囲”は違うんですね~。
今まで、何度も同じ様な事を行ってきたのだけれど、今日もその繰り返し。
こちらが本日仕上がった新作の試作品です。
Sui-Joh ~ カンボジア発のシャツブランド ~-新作1-1
このシャツは台襟にボタンが2つあるドゥエボットーニでオーダーしたところ、出来上がりがボタンが1つ。
あちゃ~ とここでまずジャブを1発くらう。
作り直しをし確認したところ、今度はちゃんと2つボタン。
そして検品をしていると……
Sui-Joh ~ カンボジア発のシャツブランド ~-新作1-2
真ん中にボタンホールを作ろうとした形跡が!!!!!!
なんで~~~~~~~~~(/TДT)/
強烈なフックをくらった気分です。。。
何故、これがOKだと言えるのか。未知の世界。
ボク  「ここにボタンホールを作ろうとした後あるじゃん!ダメでしょ~」
テイラー「でも、穴はまだあけてないから、大丈夫。あける前に気づいたから」
ボク  「むむ!?大丈夫じゃないだろー!目に見えて生地が毛羽立ってるじゃないか!自分で自信を持って大切な人にプレゼントできる?お客さんがこれを見たらどう思う?買いたいって思う?」
テイラー「そう言われればそうだけれど、ダメ?」
ボク  「ダメ。もう一度がんばろう!」
テイラー「チュクバーーー」
     ※頭痛の意味。カンボジア人は困った事、頭が痛い事があると”チュクバー”って言います。
ボク  「ボクもチュクバーだよ!」
こんな事が1日1回は漏れなくついてきます。汗
1日に喜怒哀楽が真空パックでぎっしりと詰まった毎日。笑
みなさんの毎日はどんな1日ですか~~~~~
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