スースダイ、アサノです。
先日は僕の人生初の給料日でした。
2014年1月からSui-Johは次のステップへと踏み出すべく、
1人のカンボジア人スタッフを雇用しました。
今まで、提携テイラーさん達の頑張りで成り立ってはいたものの、
生地、ボタンの買付けからチェック、発送作業、
会計管理等は全て僕1人でやらざる得ませんでした。
昼間は工房で作業をし、自転車で市場へ買付けに行き、
夜はPCで雑務をこなし、と言う繰り返しの日々。
ふくらはぎがつって目が覚める事もしばしば。汗
そして、テイラーさん達とのコミュニケーションはクメール語100%である為、
僕の現段階の能力では細部の詰めの説明が難しい場面も……
これだと作業効率が上がらないですし、余裕がなくなり、想像力の枯渇だ!
と思っていた最中、以前から働いてくれたら良いな、と思っていたカンボジア人の女性が求職すると聞き、オファーした結果、働いてもらえる事になりました。
現段階ではまだまだ僕の教え方などなどの方法も悪いせいか、
もう1人自分がいたらな~~~
なんて馬鹿げた事を夢想したりする事もあったものの、
しかしながら、彼女が加わった事で、テイラーさんとのコミュニケーションから、買付け、
僕が不在の際に色々と任せる事ができ、
そして何より信頼する事ができるので、すごく助かっています。
ありがとう!
もっと彼女にもSui-Johのファンになってもらい、
彼女と夢を共有できて、給与も上げれるよう、頑張らなければなと、
給与袋を手渡しながら思ったのでした。
そして、(日本で)退職し、頼れるものがなにもなく、
ただただ不安に押しつぶされそうになりながら、
退職した事すら少々悔やみながら、
大学院に行く事以外、明確な計画を持たず、
ひとまず旅立った時に目指した場所のスタート地点に、
やっと、やっと、や~~~~っと、たどり着けたのかな、と思います。
あの時の僕は、ひとまず旅立つ事が大切だったのかもしれません。
あの日の旅立ちが良い決断だったと思えるよう、
来月も笑顔で給与が支払えるよう、
明日からも一歩ずつ進んで行きたいと思います。