スースダイ、SuiJohの浅野です。

SuiJohの商品は、ひとつひとつがハンドメイドで作られています。

SuiJohテーラーチームがプノンペンで日々コツコツと行っています。
その材料となる生地やパーツは、カンボジアに限らずベトナム、タイなどにも買い出しに行き、調達しています。

今回はマネークリップに必要なパーツが足りなくなってきたため、バンコクへ買い出しの旅に行ってきました。


バンコク市内で買い物をするのは、主にローカルの市場やデパート。
プノンペンとは比べ物にならない商品の豊富さに、毎回ワクワクしています!

「これは素敵な商品が生まれそう!」

「この生地とこのパーツの組み合わせで、こんなものを作ったら面白そうだ!」

と様々に思いを巡らせながら、手にとって、吟味して、買っていきます。

お店探しはもちろん大変なのですが、何時間も歩いて周ってようやく、

これは!と思う生地や材料を置いてる店に出会えたとき、まるで宝物を発見したような喜びを感じます。


お酒好きにはたまらない生地発見?!

また、今回の買い物はバンコクなので、僕が普段不得手ながら駆使しているクメール語はもちろん、英語が意外と通じないのです。

クメール語とタイ語は少し音が似ていますが(特に数字が似ているのがありがたい)、かといって会話を理解できるほとではありません。数字や挨拶でいっぱいいっぱいの僕。それも旅の一つの醍醐味であり、会話は成立しないものの、顔見知りになり、お菓子くれたり、疲れていてもそんなコミュニケーションでほっこりできるのも嬉しい出来事です。

SuiJohは人とのつながりや生産過程を大切にするブランドでありたいので、こういったコミュニケーションの時間も、商品の価値の一部になると信じています!

苦労もありますが、やはり買い出しは楽しいですし、アドベンチャーのようです。

今回の買い出しでも、きれいな色の生地、かわいいフルーツや花柄の生地、おしゃれなパターンの生地、初めて試してみるパーツなど、様々なものが手に入りました。

最初、バンコクを訪れた時は、ものづくり初心者だった僕。

ハンドメイドに使う材料がたくさん売っている通りを歩きまわり、「こんなものも売ってるんだ!」と、一軒移動するたびに感動したものです。

今でもその感動は変わらず、来るたびに新たなものを発見しています。

そして例えば日本で流行っているものが売られていたりしているので、もしかしたら流行りの発信基地なのかもですね!

バンコクには買い出しに来るたびに、結局あれもこれもと買い込んでしまい、20キロ分の生地やパーツが、新たに僕のスーツケースに詰められます。

もちろんそれには収まりきらず、ビニール製の特大バッグもパンパンに。。。
今回は帰りの飛行機で重量オーバーになってしまい、追加料金を払うことになってしまいました。苦笑

本当はカンボジアで買えたら一番楽なのですが、やはりクオリティや種類の豊富さの面で、まだまだバンコクには勝てません。

ちなみにバンコクで買い出しをしてカンボジアのショップで服や化粧品を売るカンボジア人はたくさんいるので、クメール語がちらほらと聞こえることもあります!