スースダイ、アサノです。
早いものでカンボジアに来て3年目に突入です。
当初、僕はノートン大学と言うプノンペンの私立大学の大学院の学生として”通過”する者としてではなく、
町の一部に馴染むべく”住む”一人として、生活が始まりました。
しかしながら、今考えると僕は一部に馴染むどころか、
自分から染まろうとも、近づこうともしていなかったな、と反省しています。
プノンペンで生活をしていると、言葉について言えば、英語のみで生きていく事にそこまで不自由しません。
きっと英語だけの物差しでプノンペンを計るならば、
日本よりコミュニケーション能力は長けているように思え、
授業も英語で、クラスメイトとの会話も英語。
プノンペン市内に限って言えば、英語のみで生活することも可能で、
そこに甘えてしまっていました。
しかし、昨今思う事は、カンボジアに住ませてもらっている一人として、
クメール語を使うことで、今迄の世界感を一気に広げてくれるのだ、ということです。
これまでの僕の世界は、カンボジアの中でも、英語が使える範囲の物事しか理解できていなかったのかもしれません。
言語は文化です。
国、人を本当に理解しようと思うのであれば、一語ずつでも習得し理解しようという姿勢が重要だと思います。
それをカンボジアに辿り着いたばかりの僕に言い聞かせに、タイムマシーンで戻りたい気分です。笑 本当に。。。
それを気づかせてくれたのは、いま一緒にシャツを作り上げているテイラー達のお陰かもしれません。
彼女たちは英語は全く話せませんし、当然日本語も話せません。
そのような状況の中でも、楽しく笑ったり、たまには文句を言い合ったりしながら、作業を進める事ができているのは、ビジネス云々もありますが、クメール語でコミュニケーションしようとする姿勢を彼女達が認めてくれているからなのかな、とも思います。
まだまだ勉強が必要なレベルですが、言葉の先にあるハッピーを探して、クメール語でのコミュニケーションを楽しみます!
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